問題を問題たらしめる構成要素2つ

問題を問題たらしめる構成要素は2つである。

現象と解釈の2つだ。

人間は色眼鏡(主観)を通して、モノクロの世界に色を付けてその色付いた世界が問題か問題でないかを決めている。

例えば売上が1000億あるという現象があったときこれをソフトバンクが見たらそれは問題であるが個人事業主が見たら最高の成績だと言える。勘違いしやすいのが、問題というのは事実が全てを握っていると思いがちだがそれをどの立場からどういう価値観で見るかがそれを問題たらしめている。

人の相談に乗る時自分はいつもこのことに気をつけている。

前提として、人間は同じ色眼鏡をかけることは不可能だと考えている。生きてきた環境がそれぞれ違いすぎるためだ。だからこそ、同じ現象も違う景色に見えているはずである。だからこそ、相談にのるときは出来るだけその人のかけている色眼鏡を自分の中で想像することである。その先に、現象の改善策を一緒に考えるのか、自分の色眼鏡を相手に伝えて相手の色眼鏡を変えるのかを考えるべきである。

認識

象は大きいか。

大体の人がこう聞かれると大きいと答えるだろう。

人間の認識は、比較を使わなければ成立し得ない。

これは、言語にも現れており、例えば日本語の形容詞大きい、早いなどは過去の蓄積による比較対象があってこそ認知できるものである。

自分は勝手に幸せポテンシャルエネルギーというのを定義しているのだが、幸せは過去の基準によって決められたある点を超えたら幸せと感じ、それを下回れば不幸と感じるため客観的事実は全くもって意味が無いのである。人間の悩みや幸せなどは全て相対的な認識で成立している。だからこそ悩みが消え去ることなど無いのである。

自分が思うに、人間は幸せになることが生きる意味とほぼ等しいのだが、幸せというのは過去との比較で現在がその点を上回っているかどうかなので、幸せな状態というのは動的であり、維持し得ないため幸せであり続けることは実質不可能である。

では、生きる上で大切なことは何か。それは、悩みを減らしたり幸せを求めるのではなくそういう負の感情との付き合い方である。

負の感情をメタ認知により俯瞰したり、完全にその感情から目を逸らすために違うものに没頭したりと対処は色々あるもののそれは永遠に付き合わざるを得ないためその方法を早く確立することこそが精神的に健康に生きていく近道だ。

父親と孫正義の狭間で

きっとこれから死ぬまで考えることになる命題は、「幸せとは」「生きる意味とは」ということだと思う。自分は、ずっと自己実現欲だけで生きてきた。そして、自分が生きてきた世界は明確な指標で評価される世界(テストの点数など)でその指標で評価される以外の世界が無く受験をするかドロップアウトするかの2つで、後者を選択することは逃げと同値だった。しかしこれからはきっと違う。「父と母のために家を建てました」これは父親のミャンマー人の社員がFacebookにあげた投稿の文章である。自分の父は、ミャンマー日本語学校を建て、そこから自分の会社に彼らを呼び、彼らが日本で働き母国との為替の差額分を貯蓄できるようにしている。信念がハッキリしたかっこいい生き様だと思う。しかし、これ以降は仮説だがソフトバンクグループが半分投資会社となったときから孫正義はお金に囚われていると思う。weworkへの投資は、はっきり言って詐欺だと思う。weworkのサービス自体AirbnbUberと比べると比にならないありきたりなものなのに、そこに自分が出資してあたかも素晴らしいサービスのように見せかけ、株価を釣り上げようとする施策は詐欺師と言っても過言ではない。しかし、そんな彼にも抱える社員、未来があってそうせざるを得ないのだと思う。お金が全てではなく、小さな会社でも自分の信念を持ってそこに嘘偽りなく生きること。大きな責任を抱え、ブレーキのついていない列車に乗り、何十年と生き続けること。両者もかっこいい生き方であり、その選択の狭間(どちらが正しいでは無くグラデーションである程度の塩梅を決めるものではあるが)に今自分は、立っている。

中学生ぐらいからずっと疑問だったことがある。

それは、昔はサッカー選手になりたいと言っていた人が突如として諦める現象のことである。

それはなぜか?

きっと人生経験としてそれなりのサンプル数が集まった上で自分を客観的(笑)に見たときに可能性が低いと判断したからだと思う。

バカで浅はかだと心から思っている。

基本的に未来を予測するという行為は、仮説を前提にして議論が進んでいくので鮮明に描こうとすればするほど精度は落ちていく。だからこそできるだけ信頼性の高いファクトベースで構築しないといけないと自分は思っている。そのとき、多くのサンプルが失敗するというファクトをベースにして仮説を組み立てることは本当に高い精度なのか。

おそらく、そんなに大ハズレする仮説ではないが自分はもっと重要視すべきファクトがあると思う。

それは、自分の能力である。しかも、ここでいう能力とは先天性、後天性の二つのベクトルの和で形成されたものということに注意して欲しい。

きっと、顔の造形や足の速さは先天性のベクトルが大きく勉強は比較的低いものだと考えている。

ここで1番大切なのは、後天性に得うる能力はやってみなければ分からないということである。

自分は、客観的な視点を持っていると思っているバカから見ると無謀な夢を掲げてきたように思える。プロサッカー選手になること、久留米附設に行くこと、東大に行くことなど。

自分は、小学生ぐらいの頃からここまで言語化出来てはいなかったもののベースにするファクトが自分の能力ではなく大衆の平均値である周りの大人や友達にかなり違和感を持っていた。それはきっと今後もそうであろう。でも、そんな自分でも諦めることがある。そして諦めるタイミングが抜群に上手いという自負がある。じゃあ、そのコツはなんなのか。それは、諦める理由の解像度に着目すればわかると思う。

後天性に得うる能力の幅は、最初のうちは分からないが何年か努力すれば(きっと世の中の90%の人は心が折れるので無理だが)、ある程度計算できるものだ。そのときに諦める解像度の高さはかなり高いと思う。具体例をひとつ上げよう。自分は、浪人のとき東大の理科三類を受けていても30%ぐらいの確率で受かっていたと思う。しかし、受けなかった。その理由は、①英語が理III受験生と相対的に出来なかった(特に英作文とリスニング)②そこまで積み上げれるほどの努力が出来なかった

まあ、②のせいで①が出来なかったわけだが、ここが改善されていれば理IIIを受けていても7割合格するレベルには達することができていたと思う。(受験というゲームの性質上、100%にはならない)しかし、街中の人に理IIIに受かると思いますか?と聞いたとしても自分は頭の出来が悪いから無理ですと答えると思う。解像度のレベルが違う。頭の出来の定義とはなんだろう。それは、全て先天性依存で決まるのだろうか。本当に後天的に補完することは出来ないのか。解像度を上げるためには努力が必須である。

努力とは、夢を叶えるだけでなく夢を100%納得した形で諦めるためにも必要なものだと自分は考えている。

最後に自分は意志が弱いので、今の自分の夢を書いて終わりにする。

自分は、50歳になったときに日本一の実業家でありたいと思う。今はまだ孫正義三木谷浩史と脳のOSという観点で考えると劣っていると思えないし(寧ろ三木谷浩史に関しては明らかに自分の方が上回っている)、実業家として脳のOS以外に必要な物が分かっていないので諦める理由が見当たらないので突き進もうと思う。

思考力

思考力が高い人と聞くと思い浮かべやすいのは、受験数学が得意な人とかが身近で思いつきやすいと思うが、果たして思考力をもっと具体的に落とし込んで言語化するとどうなるだろうか。

思考力が高いとは、具体的事象を言語を用いて抽象的にカテゴライズする能力が高い人であると思う。

自分は、受験数学で言うと同級生50万人中200番以内には入っていたと思う。凡そトップ0.04%ぐらいである。ただ数学に費やした時間で言うとせいぜいトップ1万人ぐらいだと思う。じゃあ、その差はどこでうまれるか。それこそが抽象化やカテゴライズの力である。自分は、問題を解いて解説を見る度に毎回意識的に仮説を立てるようにしていた。例えば「空間図形で距離を扱う問題は、適切な回転軸を設けて2次元化する。」「n次方程式の解の複素数平面上での図形の問題は、①係数や次数で偶関数奇関数、共役複素数の利用を試みて、その後で解と係数との関係から攻める」などである。恐らく200個ぐらいはノートにストックしていたと思う。こういう仮説を立てたらなぜそれが有効なのかを考える。前者で行くと2次元では表現出来る図形の方程式が多いからという理由にたどり着いた。後者は、使う文字を予め減らせるからという理由にたどり着いた。数学の具体例じゃ理解しにくい人のために最近解いたケーススタディの1例もあげておく。マックの売上向上施策として、自分は夜、フロアの一部をカフェ形式にして勉強環境の提供とディナーメニューの考案をあげた。これを抽象化すると、「飲食店の占有率が低い状態は、顧客のニーズや他店の利用状況を鑑みて施策を導入すべきだ」となる。こうすることで具体的な事象から今後新たに遭遇する問題(これをいきなりステーキに変えても同じような施策は思いつくということ)をいつでも解くことが出来るのである。ここで大切なのが言語を使うということだ。例えば、今頭の中で三角形を想像して見てほしい。恐らく鋭角三角形か鈍角三角形のどちらかのみを想像しただろう。これはMECE(コンサル用語使いたい盛りですいません)過不足ない状態ではない(直角三角形の人は変人)図やグラフの利用は、思考と表現の齟齬が大きいため不向きなのである。思考と表現の齟齬、理解のしやすさという2軸が大切でありその2軸を上手く満たすツールは今のところ人間が持ちうる中で言語しかないのである。だから、言語を用いて具体的事象を抽象化、カテゴライズすることで新たな問題を解く手がかりにするということが思考力なのである。もっと平たく言えば、過去の経験を上手く使う人が思考力が高いと言える。

事業計画

オンライン塾計画

目的(philosophy)
①理系大学生などの勉強に勤しむ学生の勉強時間確保のための時給上げ

②生徒の安価で網羅的(各科目指導、受験計画、試験場での振る舞い)な受験指導の実現

 


大まかな構想

オンラインで大学生のみで運営する塾

理由 オンラインなのは固定費をかけないため

大学生のみなのは人件費の単価下げと受験から間もないから科目指導だけではないという差別化

 


ターゲット層

所得が普通から高いかつ学力が低いから高いまで


理由

高×高は教育費に費やせるため歴史あるプロのところにいく、ただこの層は1科目とかなら来る説ある

低×低は塾に通う母数が少ない割に単価も上がらない

 


競合(武田塾、菊塾、個別指導塾プライム)
差別化を図る点

①講師の学力(受験生時代駿台模試で偏差値70以上を取った科目のみなどに絞る)この辺を人脈で集めやすい

②値段は競合と同じ、大手予備校の半額

武田塾は高いので菊塾に限った話にする

1科目2万5000円、2科目4万or5万 医6万

プライムは月に4時間で2万5000円、8時間4万12時間5万7000円

1割を運営の手元に残して残りは講師へ

③受験生の交流の場を設ける

 


具体的な指導方針
手持ちの参考書に対して講師が課題を出し、その進捗を確認し分からなかったところの質問が中心 週に1回テスト形式の導入なども良いかも?

数日置きに1時間話す機会を設けるとかでいいかも

日にちによって料金変えたり

受験戦略全般の相談に乗れる

 


集客
①認知

tiktokTwitterやインスタなどのSNSを通じた認知度上げ(友達の東大物理満点や京大経済首席、一橋経済首席などを使いたい)

あとそもそもそいつらのSNSのフォロワーが3000とかおるけん宣伝してもらう

②興味、欲望

最初は無料受験相談などを設けることで、行動の障害をなるだけ低く設ける

 


値段プラン(仮)

面談して、入塾が決まったら基本的に面談した人が講師になって入塾料1万のうちインセンティブで5000円を講師へ

1科目プラン

5時間月額3万円

3時間月額1万8000円

1.5時間月額9000円

全科目プラン

月10時間プラン月額6万2500円

月6時間プラン月額3万7500円

月3時間プラン1万8750円

 


1科目

講師の時給5000円、運営は1時間あたり1000円

 


全科目

講師の時給5000円、運営は1時間あたり1250円

 

100人集めれたら、約40万円の月収

半年以内でこの規模にして、2000万以上のバイアウトが目標